トピックス
9月16日(土)「ピノのこどもの日」開催しました
今日はピノの「こどもの日」でした。
今年のテーマは「子どもとともに~心動かす体験~」
5つのコーナーで、園の生活と遊びを再現しました。
身体づくり 「0歳児から5歳児までの動きの体験」
子どもは、身体的には未発達な状態で生まれてきます。
頭の重さは、なんと体重の約30%!
この時期によく転ぶ原因の一つは、体の大きさに対して頭が重いためです。
子どもたちは常に頭の重さを支えながら、様々な運動を経験しています。
歩いたり、上り下りしたりといった日常生活に根ざした動きを繰り返し経験することで、少しずつ身体の動かし方を覚えていきます。
特別な運動をさせる必要はありません。
身体をどのように動かしたらよいのか、どれくらい力を入れたらよいのかを日常動作や遊びを通して経験し、自分自身の器となるからだを作り上げていくのです。
食育 「元気な子どもが育つ、こだわりごはん」
遊ぶこと、食べること、寝ることの”質“は、
子どものすこやかな心身の成長に深く関わります。
ただ食べれば良いわけではなく、自分の身体にとって良いものを選ぶ力が必要です。
しかし、子どもにその力はありません。
周りの大人がその知識を持ち、選びとる力をつける必要があります。
有機野菜や、添加物を使わないこだわりの調味料のご紹介。
米粉で作った「人参ケーキ」を試食していただきました。
あそび 「子ども達のやりたい!を、見て・試して・感じてみよう」
3歳児の「あさがおの色水遊び」
4歳児の「おまつり遊び」
5歳児クラス「流しそうめんまでの道のり」
それぞれの遊びを通した学びのプロセスを可視化し
実際に遊びを体験するコーナーです。
環境を通して学ぶとは・・・
環境とは物的な環境だけでなく、保育者や友だちとの関わりを含めた「子どもをとりまく全てのこと」です。
乳幼児期は、生活と遊びの中で自分の興味ややりたい思いを実行します。
更に興味や関心が深まり、意欲が引き出され、主体性を十分に発揮します。
環境に対して、「主体的」に関わる事で「主体性」は育まれていくのではないでしょうか。
保育者は子どもたちの興味や関心に即しながら、その時期に子どもたちの中にどのような育ちを期待したいか、そのため必要な経験は何かを考え環境をつくります。
音 「静けさの体験」
~♪
グロッケンの響きに耳をかたむけ
参加者の皆さんと「静けさ」をつくり、体験しました。
そして保育者はリコーダーで、参加の皆さんは自然物のおもちゃで音を奏でて演奏しました。
子どもが生まれて初めて出会う音は、人の声や自然の音、生活の音。
積み木が重なった音や、木の実や葉が擦れた時の音など、大人は気づきにくい音も子どもは感じ取っています。
静けさがなければ、音を聴くことは出来ません。
今の世の中は静けさをつくり出さなければ体験できないほど、音にあふれています。
聴く器官を育てるために、園では集まりの際などにつくる静けさを大切にしています。
スライドコーナー
こどもの日は、地域の方もご参加いただける行事です。
ご参加ありがとうございました!