子育てに大切なヒントがたくさん詰まった、毎年好評の講座です。

今回、質問が多かったのは指しゃぶりのことです。

　『指しゃぶりは、お子さんが安心のためにしている行為です。癖が続いていることもあるでしょう。しかし、無理に外す必要はありませんが、歯並びだけでなく、話し方、食べ方にも影響してしまいます。抱っこしている態勢を変えることで、重力で自然と外れていきますので、発達を促す関わりが必要です。

歩いてお散歩ができるようになったら、「何か探しに出かけよう！」と、外に出て、形や色の違う落ち葉を探したりすることをお勧めします。子どもたちが楽しみながらできる、普段のちょっとした働きかけが、お子さんの発達を促すことにつながります。』

　初めのグループは6か月未満の小さなお子様が参加。歌に合わせて体を揺らし、抱っこを左右、前後、ひと回りと教えてもらっているうちに、気持ちが良くなって、次々と寝てしまったので、起こさず講師を記念撮影。

次のグループではバランスボールを使いました。バランスボールはあくまでも体の感覚に働きかけ、緊張している身体をほぐすために使います。月齢が高くなると「大きい音がしたら、大きな瓶におはじきを一つ入れて」など、講師の話を良く聞いて、考えて行動に移す遊びを楽しんでいました。ちょっとした工夫で、遊びを通して子どもたちの発達を促すヒントがありますね。

R７年度も「発達体操」を予定しています。